篠田桃紅作品の買取

大切なコレクション、ご自宅で眠っている「篠田桃紅」作品の売却ならぜひ、やましょうにご相談ください。
篠田桃紅について
篠田桃紅(しのだ・とうこう)は、版画家やエッセイストとして活躍した美術家です。2005年には日本語版のニューズウィークで「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど海外でもその名は広く知られており、彼女の作品は世界各地の美術館に所蔵されています。2021年に107歳で亡くなりましたが、晩年期に入ってからも数多くの優品を残しました。
篠田は1913年に中国・大連に生を受け、書・漢詩・和歌に親しむ家庭の中で幼少期を過ごしました。5歳の時に初めて墨と筆に触れて以降、独学で書の道を極めていったといわれています。当時の女性としては珍しく、自活して書で生計を立てる決心をしました。
第二次世界大戦後に流行した“伝統の枠を超え、これまでにない書を生み出す”という前衛書ブームの時代に、文字を解体して墨で抽象作品を描き始めた篠田は、43歳の時にアメリカへ渡ります。そして、ニューヨーク・ボストン・シカゴ・パリなどで個展を開催し、世界的に評価を受けます。1958年に帰国した後も、ピッツバーグ国際現代絵画彫刻展で特選を受賞し、サンパウロ・ビエンナーレに招待され作品を出品するなど、引き続き海外を中心にめざましい活躍をみせました。
国内でも、国立京都国際会館にレリーフ<展開>、壁画<出遇>を制作しています。1973年には、東京国立近代美術館で開催された「戦後美術の展開-抽象表現の多様化」展へ出品。翌年には東京都にある増上寺大本堂の襖絵・壁画などの大作を手掛け、1977年にはワシントン駐米日本大使館公邸のために再び壁画を制作し、ますます活躍の場を広げていくことになります。
1979年に入ると「岡田・篠田・津高-20世紀日本抽象絵画三人のパイオニア-」展に参加し、アメリカを巡回するという偉業を成し遂げました。同年に随筆集「墨いろ」(PHP研究所)を出版し、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。文学の分野でもその優れた感性によって名作を生み出します。1980年~1990年代に入ると、かつて彼女の作品の特徴でもあった激しい筆致は徐々に叙情性を帯び、変化の兆しがみえてきました。
そして画面の中の線は、より洗練された印象をもつものになります。この時期は、1992年に開催された「書と絵画の熱き時代・1945-1969」展や、1994年に横浜美術館・グッゲンハイム美術館・サンフランシスコ美術館を巡回した「戦後日本の前衛美術」展、その翌年に開催された「戦後文化の軌跡1945-1995」展に出品しています。
彼女の作品が戦後を代表するアートとして既に認められていたといえるでしょう。この頃には、御所・御食堂のための絵画や東京文化会館の名称ロゴも手掛けています。2000年代に入っても、引き続き彼女の個展は各地の美術館で開催されています。2003年には関市庁舎の最上階に展示室を設けた全国的にも珍しい関市立篠田桃紅美術空間も創設されました。
同年、東京にある原美術館にて「篠田桃紅 朱よ」展が開催、2013年には岐阜現代美術館・関市立篠田桃紅美術空間・岐阜県美術館・画廊光芳堂を巡回する大回顧展「篠田桃紅 百の譜」がスタート。2018年になると長野県上田市立美術館にて「篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」が催され、同展は岡山県の高梁市成羽美術館・兵庫県の香雪美術館・富山県水墨美術館、そして彼女が107歳で逝去した2021年に神奈川県のそごう美術館でも開催されました。
執筆業に関しては「桃紅 私というひとり」(世界文化社 2000年)、「桃紅えほん」(世界文化社 2002年)、「103歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」(幻冬舎 2015年)を刊行。鋭い感性で書かれたエッセイは現在も多くの人々を魅了しています。
多岐分野に渡ってその才能を発揮した篠田は100歳を超え、手掛ける作品はさらに深みを増していきます。彼女は普段から和服を着て過ごし、作品制作に励む日々を送っていたそうです。ダイナミックな色彩、想像力が掻き立てられるような余白、現代的で先鋭的な作風は彼女の人生観が滲み出ているようです。
篠田は「年の数ほどの線を引く。一本の線は生きてきた一年一年(ひととせひととせ)、その積み重ね。何か新しいものを加えて生きていきたい」という言葉を残しています。謙虚な心で、常に挑戦する心を忘れない彼女の姿勢が表れています。
代表作品
篠田桃紅作品の買取事例
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篠田桃紅作品の査定のポイント
- 01
真贋
篠田桃紅は世界的にも評価の高い美術家ですので残念ながら贋物も存在致します。当然ながら贋物の場合の評価はゼロですのでまずは真贋の確認が必要です。篠田桃紅鑑定委員会の登録証書が付いているとプラス評価になります。
- 02
状態
4、50年経っている作品も多く状態により査定額は変動致します。特にリトグラフ作品の場合はシミや日焼けなど無いことが重要ですので保管や展示場所には注意が必要になります。
- 03
作風と希少性
篠田桃紅の作品は書から墨象と呼ばれる墨で描いた抽象画など様々な作品があります。なかでも彩色の施された抽象画が人気です。
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