茶碗や茶釜などお使いにならなくなった茶道具を買入致しました。

スタッフからのコメント

　お使いにならなくなり押し入れに仕舞い込まれていた茶道具を買取りさせて頂きました。茶碗数点の画像を頂き、事前査定にて価格も殆ど決まっている状況で出張させて頂きましたので少量で直ぐに終わるつもりでお伺いしたのですが結局は押し入れ半分ほど、段ボール箱で10箱近い量をお売り頂きました。2人でお伺いすれば良かったですね(^-^;

こちらは当初画像を頂いていた茶碗の一つで萩焼を代表する窯元、坂倉新兵衛の茶碗です。江戸幕府の始まりとほぼ同じころに長州藩の藩祖である毛利輝元によって日本へ招致された李氏朝鮮の陶工の中の一人、李勺光が開窯した御用窯を代々受け継いできた系譜で当代で15代目を数えます。買取させて頂いたのは十四代の茶碗。

こちらは塗師 哲山の作で真塗の地に枝垂れ柳が蒔絵で描かれた素敵な中棗。共箱はやや経年を感じますが棗はとても綺麗な状態、手間と技術の結晶として生み出された素敵なナツメですが査定は1万円すら付けられない悲しい状況です。。。そのような厳しい状況ですが点数が多かったので合計すると多少の金額をお支払いすることが出来たかと思います。

お声かけ頂きありがとう御座いました！