棗や茶碗、風炉釜などお茶道具などをお譲り頂きました。

スタッフからのコメント

　ご実家の解体にともないお声かけ頂きました。残った物は捨てなければいけないので査定が付かなくても出来るだけ引き取って欲しいとのご依頼でした。紫檀の座卓や花台などの唐木の家具類に始まりお茶道具に掛け軸、その他、形のある物は出来るだけと言う事で納戸に残されていた花瓶や食器など贈答品まで買取りさせて頂きました。

写真は鈴木表朔の棗。裏千家十五代家元鵬雲斎の書付があり蓋の裏には鵬雲斎の花押、棗の内側は美しい銀溜塗になっています。残っていたお茶道具は少量でしたがその中で一番の査定が付けられました。鈴木表朔は京都の漆芸家で、幕末から明治に活躍した京塗師の木村表斎を始まりとする表派の塗師。明治生まれの初代に始まり現在、四代目を数える漆芸一族です。

お声かけ頂きありがとう御座いました！