杉並区善福寺のお客様より買取りさせて頂きました天皇家より御下賜された純銀製のボンボニエールです。

 お陰さまで忙しく更新が滞ってしまいました。今日、ご紹介するのは杉並区善福寺のお客様より大切にしてくれる方の元に届けて欲しいとのご依頼を受けまして当店にて買取させて頂きましたボンボニエールです。当時、伯爵だったお客様のお爺様が宮中の宴会に列席されたさいに御下賜された物だそうです。

純銀 天皇家 鶴 兜 李王家

ボンボニエールとはフランス語でもともと砂糖菓子(ボンボン)を入れる容器を指します。日本では明治時代より天皇の御即位や皇族の誕生、御成婚など慶事の折に催される宮中晩餐会の引出物として列席者に贈られる金平糖入れがボンボニエールと呼ばれています。手箱の意匠などシンプルな物から今回、買い取りさせて頂いた鶴や兜などの凝った物、また素材も銀製のものから陶磁器、漆器など様々あるようです。

写真右側の兜の意匠の物は大正15年の9月13日にスウェーデン皇太子アドルフ殿下・同妃との午餐会において御下賜されたお品です。外国人を意識して日本らしい意匠になっています。中央の鶴は大正15年の5月10日に大正天皇大婚25年祝典の夜、宮中餐宴会において列席者に御下賜されたお品です。こちらはボンボニエールと言っても入れ物にはなっておりません。

左側の菊の御紋のついた蘭鉢も銀製でお客様のお話では同様に宮中の宴会の折に御下賜された物だそうですが詳しいことは分かりませんでした。元々、内内の物ですし情報の少ないものもあるようです。また、今回ご紹介したボンボニエールは3点とも天皇家の物になりますが天皇家と同様に宮家や李王家、満州帝国皇帝が催した宴会の引出物として下賜された物もあり、李王家、満州国のボンボニエールなどはその希少性から特に高値で売買されています。

純銀 金平糖 ボンボン入 菊御紋 下賜 天皇家 李王家 満州

写真のものは梨本宮家の御紋のボンボニエール。こう言ったシンプルな物も御座います。銀製品だからといってけして重さで売却するようなことの無いようご注意下さい!銀の重さ以上の価値があります。これは何?と気になるものが御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さい!

ご用命、誠にありがとう御座いました!

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