世田谷区瀬田のお客様より鉄瓶(鈴木盛久)などを買取りさせて頂きました。

 物置の整理に伴いお声掛け頂きました。お屋敷に保管の道具類はまだお使いになるそうですが物置にあるものは下手すると5年以上仕舞いっぱなしと言うことで今回整理を思い立ったそうです。ひとまず引っ張り出していただいていた茶釜、鉦、紫檀の火鉢、鉄瓶、茶棚、皆具など主に茶道具を買取させて頂きました。

木瓜型 獣摘 南部鉄瓶

こちらは鈴木盛久の鉄瓶。鈴木家は盛岡藩にて代々御鋳物師を務めてきた家柄でその歴史はもう少しで400年を数えるそうです。今回買い取りさせて頂いたのは12代の作品。12代は大正13年に亡くなられていますのでこちらの鉄瓶は生まれてから100年近く経過していると思われます。ただ、状態はとても良好。お客様も殆どお使いになっていないそうです。

ちなみに12代盛久の息子13代鈴木盛久は昭和49年に南部鉄器の職人として初めて記録選択重要無形文化財に指定されています。13代、14代が没後、現在は14代の長女の熊谷志衣子さんが15代鈴木盛久を襲名されました。15代の作品は伝統的な形をベースにどこか女性らしい模様や洗練された軽やかなデザインが特徴の素敵な作品が多いのですが残念ながらまだ古物市場ではあまり見かけません。。。

お声掛け頂きありがとう御座いました!

2015年10月に投稿したやましょうの記事一覧

トラックバックURL